【知識を操る超読書術】彼を知り己を知れば百戦殆からず【書評043】

あなた
集中力が続かなくて、いつも本を読み切れないんです。
あなた
せっかく本を読んでも、読んだ内容をうまく人に説明できないのが悩みなんです。

どうも、yossyです。

あなたは、1冊の本を最後まで読み切っていますか。また、読んだ内容を人に話して、「うまく伝えられたなぁ。」と胸をはって言えますか。

わたしは、最近では本を1冊読み切ることはできるようになってきました。ですが、ちょっと前までは、何日もかかってやっと読み終わるという状態でした。ましてや、読んだ内容を人に伝えようなんて考えたこともありませんでした。本の内容をもっと記憶できたらいいのにと思って、本屋さんでこの本を手に取りました。

この本を読んで分かること

「読む準備」「読み方を知る」「アウトプットをする」ができれば、50倍の知的生産性が手に入る。

その理由を、深掘りしていきます。

 

「読む準備」「読み方を知る」「アウトプットをする」ができれば、50倍の知的生産性が手に入る。

読む準備

あなたは、本を読む前に「読む準備」をしていますか。筆者は、「読む準備」-「読み方を知る」-「アウトプットする」というサイクルを回して本を読んでいます。

「読む準備」-「読み方を知る」-「アウトプットする」の3つの行動の中で、筆者は「読む準備」の大切さを訴えています。

例えば、何となく本を手に取り、最初から読むものだと思ってページをめくり、進めていく人と、「なぜ、自分はこの本を読もうと思ったのか」「その本からどんな知識を得たいと考えているのか」という目的を明確にしている人とでは、読書体験が異なります。(p.7)

引用 「知識を操る超読書術」

恥ずかしながら、わたしは、読書術と呼ばれる本に出会うまで「何となくおもしろそうだ。」という理由で本を読んでいました。読んでも覚えられない原因は、「読む準備」ができていなかったのだと気が付きました。

野球やサッカーだってそうですよね。バットやグローブ、スパイクがなければ、そもそも試合になりません。

では、筆者の言う「読む準備」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

読む準備
  • メンタルマップ
  • キュリオシティ・ギャップ
  • セルフテスト

順番に見ていきましょう。

メンタルマップ

メンタルマップとは、自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したもののことを言います。たとえば、ドラマやアニメなどで「絶対合格」「甲子園出場」といった目標が壁に貼られているのを目にしたことがありませんか。

視覚化することで、目標を見失わず行動し続けるように、自分の心を整えていけるようになるのです。これを、読書に応用します。「なぜ読むのか」「何を知りたいのか」「読んだ後の未来」を視覚化しておくようにします。

キュリオシティ・ギャップ

「キュリオシティ」とは、好奇心という意味です。つまり、好奇心のギャップを意識することで、本の内容を記憶に残す精度が高まります。

「自分の知っていること」と「自分の知りたいこと」をあらかじめ書き出しておくことで、「自分の知りたいこと」をあなたが見つけるのに役に立ちます。

それから、筆者のプロフィールも見るようにします。筆者の人となりを想像し、筆者と対話しながら読むことで、本の内容をより鮮明に覚えられるようになります。

セルフテスト

セルフテストとは、自分の現在地を知ることです。読書に対してあなたがどんなことでつまずいているかをチェックします。原因を知ることで対策ができ、読まずに置いておく、いわゆる積ん読を減らすことができるでしょう。

yossy
読む準備がエビデンスに基づいていて、説得力があります。具体例を読んで、エビデンスを確認することが大切だと、わたしは思いました。

読み方を知る。

本を読む準備が整いました。次にすることは、読み方を知ることです。準備が整っても、読み方を知らなければ、前から順番に読むことになります。それでは、最後まで読み切れず「自分は本を読み切れないダメなやつだ。」となってしまいかねません。

野球やサッカーだってそうですよね。バットやグローブ、スパイクを買ってもうまくなりません。練習方法を知ることが、上達への一歩ですよね。読書も同じです。読み方を知り、最後まで読み切る達成感を味わいましょう。

世界中の研究者が同じ試みを行い、効果的な読書術について調べています。なかでも2013年にトルコの名門ハジェテペ大学が行った研究は、本を理解する力を高めるために効果的な5つのテクニックを明らかにしています。(p.122-123)

引用 「知識を操る超読書術」

効果的な5つのテクニックとは、

5つのテクニック
  • 「予測」読み
  • 「視覚化」読み
  • 「つなげ」読み
  • 「要するに」読み
  • 「しつもん」読み

です。どれも、キャッチ―で分かりやすい名前がついています。おそらく、どんな読み方をしたらよいか想像がつくのではないでしょうか。これらを使って読むことで、単なる読者にならず、自ら仕掛けていく読者になれると筆者は書いています。

yossy
読者にとって、分かりやすい言葉で表現することの大切さが身に染みます。

アウトプット

「読む準備」を行い、「読み方を知って」本が読み終わりました。次に行うのは、「アウトプット」です。

野球やサッカーも同じです。道具を揃え、練習方法が分かっても、実際にやってみなければ上達しません。読書を上達させるのに必要なアウトプットについて書いていきます。

アウトプットに必要なポイントは、次の2つです。

2つのポイント
  • 読んでインプットし、あなたやまわりの人のために役立てること
  • インプットした内容をやってみて、習慣化すること

この2つが達成できれば、本を読んだと言えるでしょう。そのために必要な3つのテクニックが紹介されています。

3つのテクニック
  • テクニカルタームで聞き手の心をつかむ
  • SPICEで説得力を上げる
  • 思想書と科学書のダブル読み

この3つを意識し、行動することで、あなた自身の説明能力がより高まります。筆者の話が聞いていて惹きつけられるのは、これらを効果的に用いているからなのでしょう。

yossy
あなたも実践できれば、話した相手が尊敬の念を抱くとわたしは思います。

著者「DaiGo」氏について

「Daigo」氏
  • 人の心をつくることに興味をもち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。
  • 日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演.。
  • 企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。

DaiGo氏は、日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果を上げ続けているそうです。

yossy
「自分を操る超集中力」や「人を操る禁断の文章術」などの本も出版されていますね。

 

本の概要

本の概要

本の概要
  • タイトル:知識を操る超読書術
  • 著者  :DaiGo
  • 出版社 :かんき出版
  • 初版  :2019年
  • ページ数:236p

目次

まえがき

50倍の生産性が手に入る読書の「サイクル」とは

私の仕事と人生を変えた1冊の本

第1章 読書にまつわる3つのフェイク

非科学的な読書術をぶった斬る

フェイク1 「速読」の噓

フェイク2 「多読」の噓

フェイク3 「選書」の噓

コラム 読んでも忘れない記憶術

第2章 読書の質を高める3つの準備

読書で結果を出せないのは、脳と感情の操り方を知らないからだ

準備1 メンタルマップ

準備2 キュリオシティ・ギャップ

準備3 セルフテスト

コラム ワーキングメモリを鍛える

第3章 理解力と記憶力を高める5つの読み方

難しい本でも何度も読み直すことがなくなる

読む前と後「予測」読み

読みながら「視覚化」読み

読みながら「つなげ」読み

読みながら「要するに」読み

読んだ後「しつもん」読み

コラム 記憶の定着を促す戦略的な眠り方―

第4章 知識を自在に操る3つのアウトプット

頭の良さは、説明力で決まる

アウトプット1 テクニカルタームで聞き手の心をつかむ

アウトプット2 SPICEで説得力を上げる

アウトプット3 思想書と科学書のダブル読み

コラム なぜ私は歩きながら本を読み続けるのか

まとめ

「読む準備」「読み方を知る」「アウトプットをする」ができれば、50倍の知的生産性が手に入ります。「彼を知り、己を知れば百戦殆からず」という孫子の言葉を思い出しました。

読書にも戦略が必要なんですね。日本人の半数が1か月に1冊本を読んでいます。月3冊読めば、1冊読む人の50倍知識を手に入れることになるそうです。

あなたも、読む準備をし、読み方を知って50倍の知的生産性を手に入れませんか。

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