

どうも、yossyです。
あなたは、会社や学校といった組織の一人ですか。その中で、やりづらいなと感じたことはありませんか。また、人生はいつか終わる、だから自由に生きていたいと考えたことはありませんか。
わたしも、かつて会社という組織の中にいました。やりづらなと思うことがたくさんありました。そして、その場から抜け出すことが自由に生きることだと考えていました。
そんな、あなたにおススメしたいのが「マーケティングとは『組織革命』である」です。
人間は自己保存する生き物。変えていくには戦略が必要で、迷ったときは厳しい方を選択する。
その理由を、深掘りしていきます。
目次
著者「森岡毅」氏について
- P&G「ヴィダルサスーン」の黄金期を築く。
- USJの業績をV字回復させる。
- 株式会社 刀 代表取締役CEO
森岡毅氏は、マーケティングを普及させることで日本を元気にさせることができるという考えをもっていらっしゃるそうです。

人間は自己保存する生き物。変えていくには戦略が必要で、迷ったときは厳しい方を選択する。
人間の本質は自己保存
人間の脳は、動物の本能として「変化を拒むようにできている」というのです。
引用 「マーケティングとは『組織革命』である」
学生の頃を思い出してください。クラス替えがありましたよね。クラス替えをすると、今までクラスに慣れ、自分が安心して過ごせていた環境が変わります。クラスが変わったことによって、安心して過ごせなくなるかもしれません。
極端に言えば、自分の生命が危険にさらされる可能性があります。学年の終わりが近づくと、妙にそわそわしたり、不安になったりしませんでしたか。「〇〇さんとクラスが違ったらどうしよう。」「新しい担任の先生は、優しいかな。」など、心配になったのではないでしょうか。
なので、人間は変化を恐れる生き物であることを分かった上で行動するべきだとわたしは思います。自分の周りにいる方が行動するには、行動した結果、自己保存が実現するようにすればよいということになります。
伝え方の技術
自己保存の生物である人間は、自己保存を強化してくれる相手を好きになるのが原則です。
引用 「マーケティングとは『組織革命』である」
あなたは、今までたくさんの人と出会ってきましたよね。親から始まり、友達、先生、上司など様々な出会いがあったのではないでしょうか。その中で、例えば、同じことを言っていても、A先生の言うことは聞くけどB先生のことは聞かないという経験をもっていますよね。
聞くか聞かないかの判断は、おそらく、相手のことが好きか嫌いかではなかったでしょうか。好きか嫌いかの判断は、相手が自分のことを認めてくれている、つまり、自己保存を保証しているかどうかになってくるとわたしは学びました。
自分の立場が分かったので、これを話を伝えたい相手に置き換えて考えてみませんか。伝えたい相手がどんなタイプなのかを観察し、相手の自己保存を満たせばすんなり話を聞いてもらえることになるのではないでしょうか。

迷ったときには常に厳しい方を選択
右に行くか、左に行くか?どちらの道が正解か?成功確率がどちらも同じに見えるとき、脳は自己保存の本能に基づいて、すでにバイアスをかけて我々の判断を狂わせています。すなわち、楽な道に下駄を履かせてより良く見せているのです。
引用 「マーケティングとは『組織革命』である」
しんどいときは成長のチャンスと前向きにとらえるのがよいとわたしは思いました。ユニクロの創始者である柳井正氏は、1勝9敗の理論についておっしゃっていました。電球を発明したエジソンも「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。」と述べています。
「損をしたくないな。」「格好悪い姿を見せたくないな。」といった感情に、わたしたちは支配されがちです。つまり、人間は失敗を恐れますよね。そうした自己保存が常について回ります。

まとめ
- 人間の本質は自己保存
- 伝え方の技術
- 迷ったときには常に厳しい方を選択
「人間は自己保存する生き物。変えていくには戦略が必要で、迷ったときは厳しい方を選択する。」ことって、決して簡単なことではありません。ですが、常識を超えるような成果を出すためには、自己保存から外れようとすることが大切になってくるとわたしは考えました。
あなたも、相手に伝えるために、行動を変えるメリットを考えることから始めてみませんか。