PIXAR-世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話【書評057】

あなた
えっ!?ピクサーとスティーブ・ジョブズって関係あったの!?。

どうも、yossyです。

「えっ!?ピクサーとスティーブ・ジョブズって関係あったの!?。」あなたは、この一文を目にして驚いていませんか。

わたしも、あなたのように、ピクサーとスティーブ・ジョブズが関わりがあることをこの本を手に取るまで知りませんでした。

yossy
「ピクサーと言えば、「トイ・ストーリー」「バグズライフ」などあなたも思い浮かぶ映画があるぐらい有名ですよね。」

なので、「ピクサーとスティーブ・ジョブズがどのように関係していたんだろう。」と思い、この本を読みました。この本を読むことで、ピクサーとスティーブ・ジョブズの両者がどのように関わってきたのかが分かってきました。

この記事では、この本の内容をざっくりと紹介します。

今や世界的に有名となったピクサーがどのように発展していったか、お金の面からについて知ることができます。

 

この本を読んで分かること

クリエイティブの実現にはお金がかかる。

(ネタばれあります。ご注意ください。)

 

クリエイティブの実現にはお金がかかる。

 

ざっくりと要約すると。

  1. スティーブ・ジョブズからピクサーの立て直しを求められる。
  2. 筆者は「トイ・ストーリー」の短編に感動する。
  3. ピクサーのCFOに就任するも、スティーブ・ジョブズが嫌われていることを知る。
  4. ディズニーと契約を結んでいたが、資金面では有利だが、製作面では他社の案件が取れないものと知り、筆者は絶望する。
  5. 3Dで「トイ・ストーリー」を製作しようとする技術は素晴らしいが、前例がなくゴールドマンサックスやモルガンスタンレーから投資を断られる。
  6. ロバートソンスティーブンスが手を挙げ、「トイ・ストーリー」が大ヒット。
  7. これをきっかけに、ディズニーと再契約。ピクサーブランドの確立。
  8. スティーブ・ジョブズがアップルに復帰する。

 

華やかに見えるピクサー。しかし、その裏では現実問題を抱える。

“イノベーション圧の高まりだ。つまり、美術的・創造的に素晴らしい物語を求める流れと、それを表現する新しい媒体であるコンピューターアニメーションの創出である。もう片方は、生き残らなければならないという現実世界のプレッシャーだ。具体的には資金の調達、映画チケットの販売、製作のペースアップなどである。この二つの力が絶えずぶつかり合い、あちらでもこちらでも地震や余震が発生した。(p.7)”

yossy
映画に限らず、クリエイティブな世界では、誰しも直面する現実なんだろうなと想像しました。両者の間に立つ筆者は、さながら中間管理職のようで読んでいてハラハラする展開でした。

スティーブ・ジョブズのクリエイティブな一面が垣間見える。

だいたい、すばらしくないかもしれない製品を公開するなんて、考えただけでむしずが走るよ。(p.99)

yossy
ピクサーが実写映画に参入するかを話し合っていたときに出てきた、スティーブ・ジョブズのセリフです。一世を風靡した彼の妥協を許さない姿が見て取れました。

その後、大成功を収めるピクサー。成功を収めると守るものが増えてくるのが世の常です。成功後の映画製作でどこまでクリエイティブチームに任せるかを相談しているときも、

 

リスクなど無視してウチのクリエイティブな人材に賭けろ、ということか(p.215)

出資者であるスティーブ・ジョブズを説得するのに、ジョン・ラセターがストーリーチームを信じるよう放った言葉に対するセリフです。このセリフからも、クリエイターと出資者としての両面で揺れ動く様子が伝わります。

著者「ローレンス・レビー」氏について

「ローレンス・レビー」氏
  • ロンドン生まれ
  • 1994年 ピクサーのCFOに就任。
  • 現在は東洋哲学と瞑想を学び、現代社会との関係を追求している。

 

本の概要

本の概要

本の概要

タイトル :PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

著者  :ローレンス・レビー

訳   :井口耕二(いぐち・こうじ)

出版社 :文響社

初版  :2019年

ページ数:320p

目次

第1部 夢の始まり

第2部 熱狂的な成功

第3部 高く飛びすぎた

第4部 新世界へ

まとめ

2006年、ピクサーは74億ドルでディズニーに買収されました。その結果、ピクサーは「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」などヒットを連発。

ピクサーのメンバーが加わったこともあり、ディズニーのアニメーションも復調し、「アナと雪の女王」のヒットは記憶に新しいところです。

筆者は、惜しまれつつ次のライフステージ、哲学への道を歩んでいくことになります。

筆者がピクサーを成功させるまでの道のりを描くとともに、スティーブ・ジョブズの人となりも記しています。

2021年、あなたも、この本を読んでピクサーのヒットまでの道のりを知りもう一度ピクサーの映画を別の視点から観てみませんか。

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