【理系読書】「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回しましょう【書評041】

あなた
たくさんの本を、もっと効率的に読みたいんです!!
あなた
読んだ本の内容を記憶に定着させたいんです!!

どうも、yossyです。

あなたは、本をたくさん読んでますか。読もうと思った本が積み重なった状態、いわゆる「積ん読」になっていませんか。また、せっかく本を読んだのに、いつの間にか忘れてしまい、本から学んだことを生活に生かしていない状態になっていませんか。

わたしも、日々本を読んでいます。ですが、もっと効率よく読める方法はないかなと思っていたら、目に入ってきたので、「理系読書 -読書効率を最大化する超合理化サイクル-」を手に取りました。

 

この本を読んで分かること

1冊の本で、「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回す。

その理由を、深掘りしていきます。(ネタばれあります。ご注意ください。

 

1冊の本で、「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回す。

読む

筆者は、本を読むうえで、読み終わった達成感を得つつ、本から得た情報をつかいこなす、つまりどれだけ合理的に読めるかを大切にしています。それは、「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回すことです。

そこで、「理系読書」=「1冊を15分で読む」ことを提唱しています。なぜ、15分なのかというと、次のように書いています。

15分1セットの読書を繰り返すほうが、一度に長時間読み続けるよりも読書の内容を記憶しやすくなるからです。このことは、東京大学薬学部教授の池谷裕二教授が発表した「”長時間学習”よりも短時間集中の”積み上げ型学習”が有効であった」という研究結果と合致します。(p.29)

引用 「理系読書 -読書効率を最大化する超合理化サイクル-」

では、1冊15分で読み切るためには、どのように読んだらよいのでしょうか。

1冊15分で読み切るために
  • 「1冊から1つ学ぶ」というマインドをもつ。
  • 「何がどうした。」という、主語と述語の関係を意識する。
  • 本の機能的情報(タイトル、帯、著者についてなど)を確認する
  • 発行された当時の時代背景を確認する。
  • 著者が困難を克服するまでの道のりと自分の課題が重なっているとよい。
  • 「本当にそうなのか。」「これで、自分の課題が解決できるか。」と予測し、本の著者と対話しながら読む。
  • 思いついたアイデアを本にメモする。

これら7つのことをしていけばよいと、筆者は書いています。学ぶことを1つに絞れば、本に書いてあることの9割は捨てられます。よって、短い時間でも読み切れるというのです。

yossy
「1つ学ぶ」と決めておくと、その情報が書いてある部分をしっかり読めばよいわけですから、本を読むのにかける時間を短くすることができますね。「二兎追うものは一兎も得ず」ということですかね。

行動する

筆者は、文章術の本を読み、やり方を理解していたものの、やってみるとうまくできなかったそうです。ただ、何本か記事を書いていくうちに、本に書いてあったテクニックを身に付けたと実感するようになったそうです。

その経験から、次のようにまとめています。

実は、それ以前にも文章術の本を読んだことはありました。ただ、本に書いてある内容はおおよそ理解できましたが、「わかっている」つもりでも、身についていなかったのです。「わかっている」と「やってみる」の間、さらに「やってみる」と「できる」の間には、大きな隔たりがあることがこの件で改めてわかりました。(p.139)

引用 「理系読書 -読書効率を最大化する超合理化サイクル-」

具体的に、どのように行動したらよいのでしょうか。まず、本から学んだ情報に対して自分の考えをまとめ、メモをします。メモは一か所にまとめておくようにします。そして、まとめたことを説明したり繰り返しやってみたりします。たったこれだけです。

yossy
わたしも中野功さんの本を読みました。繰り返し書いていくうちに、構成が頭の中から自然と出てくるようになりましたね。

振り返る

ここで行う「評価」とは、検証実験の結果を考察することだけでなく、これまでの作業を振り返って確認し、「改善点を探る」ことです。

~中略~

このような評価の作業を行うことで、毎回の成果を厳しい目でチェックすることになり、成果の出ない読書を淘汰できます。(p.173)

引用 「理系読書 -読書効率を最大化する超合理化サイクル-」

やってみて、積み重なった成功や失敗を振り返るようにします。振り返るときには、6つの振り返り方があります。

振り返る=評価方法
  • リフレクション(内省)…客観的に振り返る。
  • モニタリング(観察)…自分の行動を記録し、観察する。
  • ポートフォリオ…記録を特定のテーマに沿って評価する。
  • アンケート…周りの方に回答してもらう。
  • インタビュー…周りの方に回答してもらう。
  • エフェクト・メジャメント(効果測定)…理想像に近づいたか、測定する。

これらを組み合わせて振り返ることで、新たな問題意識と仮説が生まれていき、次の読書へとつながっていきます。

yossy
「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回すことで、次の読書へとつながっていくんですね。

 

著者「犬塚壮志」氏について

「犬塚壮志」氏
  • 福岡県生まれ
  • 元駿台予備学校化学講師
  • 株式会社士教育代表取締役

※肩書は当時のものです。

犬塚壮志氏は、現在は、大学受験専門塾など2つの会社を経営する傍ら、東京大学大学院に在学中だそうです。

yossy
「東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる」や「「また会いたい」と思われる話し方 」などの本も出版されていますね。

 

本の概要

本の概要

本の概要
  • タイトル:理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル
  • 著者  :犬塚壮志
  • 出版社 :ダイヤモンド社
  • 初版  :2020年
  • ページ数:216p

目次

はじめに

序章 文系の知らないとっておきの理系の読み方

第1章 読書の効果が劇的に高まる3つのこと

第2章 読解力を高めて、読書をモノにする理系読書

第3章 知識とスキルがたちまち3倍アップする読書の検証実験

第4章 わかっただけではなく、きちんとできているか?

おわりに

まとめ

「読む」-「行動する」-「振り返る」のサイクルを回すことで、次の読書へとつながっていきます。読んで満足していてはいけないということです。今までのわたしも、実践して評価していないまま、次の本へと進んでいました。

あなたも、学ぶことを一つ決めてから本を読んでみませんか。

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