

どうも、yossyです。
「どうやってサイトをつくったらいいのだろう。」「記事を書いても思うような成果が出ない。」と悩んだことはありませんか。

「読んだ方が共感できる記事を書きたい。」と思っているときに、ふくだたみこさんが書いた「SEOに強いWebライティング」に出合いました。
この記事では、わたしがこの本を読んで分かった「SEOに強いWebライティング」の概要について紹介します。
思わず試してみたくなる文章術を知ることができる。
その理由を、深掘りしていきます。(ネタばれあります。ご注意ください。)
目次
「SEOに強いWebライティング」の概要

本の概要
- タイトル :SEOに強いWebライティング
- 著者 :ふくだたみこ
- 出版社 :ソーテック社
- 初版 :2016年
- ページ数:296p
目次
1 SEOに強い!Webライティングの基礎知識
2 集客力のあるWebサイト構築―キーワード選定とコンテンツ企画
3 コンテンツマーケティング時代の文章術―ロジカルライティング
4 一瞬で引き付ける!キャッチコピーライティング
5 成約率を上げるための売れる文章術―エモーショナルライティング
あらすじ
☆サイトに人が集まる!儲かる!“売れる”書き方のルール、すべて教えます!!
本書は「集客」と「成約」を目的とした「Webライティング」の本です。Webサイトの企画・設計・改善方法について、「文章術」「ライティング」の面から徹底解説しています。
■特長
・伝わる文章の書き方が分かる(ロジカルライティング)
・買わせる文章の書き方が分かる(エモーショナルライティング)
・上位表示のためのキーワード選定、コンテンツ戦略が分かる
・良質で有益なコンテンツの企画方法が分かる
・執筆ガイドライン、制作チームの作り方が分かる
・SEOに強いオリジナルコンテンツの作り方が分かる
・すぐに真似して使える文章テクニックが多数!Webライティング講座&セミナーで10年以上教えてきた著者が、
その極意をあますところなく公開します。・「Googleでなかなか上位表示にならない」
・「アクセスは増えたが、売上が伸びない」
・「書くことがない、書いてもつまらない」
・「うまいキャッチコピーが思い浮かばない」
・「コンテンツの内容に統一感がない」……などとお悩みのWeb担当者、ECサイトの店長、ブロガー、
アフィリエイターさんは、ぜひ本書を手にとってみてください。集客したい、売りたいと思う、すべてのWebサイト運営者必読の本です!
引用:「SOTECHSHA WEB」
最初から最後までどこからでも学べる良書です。もっとも印象に残った文は、
文章やキャッチコピーは、センスではありません。「書き方」「コツ」「テクニック」を知っているか知らないかの「差」だけです。(p.4)
文章をスラスラと書く人はセンスがある人と思い込んでいたので、この一文を目にしたとき衝撃を受けました。
子どものころ、作文を書く時間がありました。わたしにとって作文を書く時間は苦痛でしかありませんでした。
書きたいことを書けばいいんだよ。⇒何も思い浮かびません。
印象に残ったことはない?⇒あるけどうまく言葉にできません。
話すように書けばいいんだよ⇒話し言葉と書き言葉はちがうって言ってましたよ。
原稿用紙1枚をうめるのに、必死だった思い出があります。そんなわたしが
「SEOに強いWebライティング」に出合っておよそ3か月。学んだことを生かして文章を書くようにしてきました。この記事もパラグラフを使って書くことを意識しています。
すると少しずつではありますが、google検索で順位のつく記事が出てくるようになりました。
SEOや集客・Webライティング・文章術・成約率アップ・売上アップにつながる知識を得ることで、先行きが不透明な現代を生き抜くチャンスをつかむ確率が上がってきたと実感しています。
思わず試してみたくなる文章術を知ることができる。
そもそも「一生もののライティング技術を身に付けたい。」という願いをわたしはもっています。
読書を通して学んだことをわたしは記事にしているので、「読んでもらいたい。そして役に立ったと言ってもらいたい。」のが正直なところです。
しかし現実は甘くありません。PVは増えず、googleに評価されない日々。どうしたらよいのか悩んでいました。読んでみると目から鱗が落ちる内容ばかりで、イヤードッグつけまくりでした。
中でも特に収穫があったのは次の3つです。
①コンテンツマーケティング時代の文章術が分かる。
②Webサイトの構築の仕方がわかる。
③売れる文章術がわかる。
①コンテンツマーケティング時代の文章術が分かる。
文章を書くためには、構成を決めることが大切です。ふくださんは次のような構成で書くとよいと伝えています。
総論…テーマ。
↓
各論…総論を具体的かつ詳細に書く。
↓
結論…文章のまとめ。
文章を書くのが苦手ならば、まず文章の構成を考えるようにします。
「総論はこれにしよう。ということは、まとめは〇〇と言えるな。△△といった理由があれば読者は納得するはず。」
文章を書くことが苦手という人の多くは、文章が下手なのではなく、構成がぐちゃぐちゃになってしまっているだけです。(p.100)
わたしも記事を書き始めたころは、なんとなく書き進めていました。そのため、手が止まってしまうことがしょっちゅうでした。
総論ー各論ー結論と文章の構成を知ったおかげで、構成から考えることができるようになり以前より記事を作成する時間が短くなりました。
構成が決まったら、記事をパラグラフで書くようにします。

気を付けなければならないのは、1パラグラフにつき1テーマで書くことです。1パラグラフ・1テーマで書くと見出しが簡単につけられます。
読者は見出しで内容を判断できるようになり、読みたい部分を読めるようになります。1パラグラフ・1テーマで書くことは、読者にとって大きなメリットと言えます。
Webサイトの構築の仕方がわかる。
Webサイトの構築においてキーワード選定は、重要な要素です。キーワード選定で失敗しないためには、3つの要素が大切になってきます。
マーケティングの3Cを理解する。
ロングテールの複合ワードを狙う。
ユーザーの検索意図を考える。
マーケティングにおける3Cとは「company(自社)」「customer(市場・顧客)」「competitor(競合)」の3つを指します。
あなたが提供しようとしている商品やサービスは、他にはない独自性を出せていますか。また、欲しいと言ってくれるユーザーがいますか。さらに、競合する相手に勝てそうですか。
ロングテールの複合ワードとは、「転職 40代 未経験」のように複数のキーワードを組み合わせたものです。

対して「転職 40代 未経験」の場合、検索される数が少なりますが競合も減ります。そのため、検索エンジンで上位表示される可能性が上がります。
サイトをつくり始めたころは、ロングテールの複合ワードで上位表示されることを目指すとよいです。
キーワードを選定するときは、ユーザーの検索意図を考えなければなりません。検索意図は「調べるワード」と「買うワード」の2つに分類されます。
「調べるワード」はユーザーが情報を知りたいために入力するワードになります。検索数は多いのですが、購買に至るユーザーは少ないです。
「買うワード」は購入しようかユーザーが迷っている状態で入力するワードです。検索数は少ないのですが、購買に至るユーザーは多くなります。

売れる文章術がわかる。
Webサイトには「目的」があります。例えば「購入してもらう」「問い合わせしてもらう」「資料請求してもらう」「会員登録してもらう」などお客様に「行動してもらう」ことを目的としているWebサイトは多数あると思います。「人を動かす」ためには、エモーショナルライティングがおすすめです。(p.263)
エモーショナルライティングは、ユーザーの心を動かし行動を起こすように呼びかける文章です。
ユーザーが興味をもちそうな話題から始め、最終的に結論へともっていきます。
たとえば
“ぐいぐい私を引っ張ってくれるがんばらないお掃除で快適な休日”
“壁ぎわ、コーナーのホコリ、舞い上がるチリ…気になっていませんか?(p.265)”
のような一文で始めることでユーザーは興味をもちます。
次に「がんばらない」あるいは「気になる」に対する答えを書いていくようにするのです。このときメリットやデメリット・想定される疑問に対する答えを書き、ユーザーの不安を解消します。
最後に行動につながる文章で終わるようにします。
著者「ふくだたみこ」氏について
- 株式会社グリーゼ取締役
- SEOコンサルタント
- 2007年からWebライティング(基礎・実践・特論・SEO)講座」の講師を担当
まとめ
「SEOに強いWebライティング」を読んだことで、思わず試してみたくなる文章術を知ることができました。パラグラフをはじめ自分の記事に取り入れるようにしています。
文章力を上げることを意識しているので、必然的に伝える力が上がったのでしょう。SEOや集客・Webライティング・文章術・成約率アップ・売上アップにつながる知識を得ることで、先行きが不透明な現代を生き抜くチャンスをつかむ確率が上がってきています。
あなたも「SEOにつよいWebライティング」を読んで、会社や自分のサイトで早速試してみることから始めてみませんか。