
どうも、yossyです。

なので「webマーケティングについて学びたい。」と思っているときに、松尾茂起さんが書いた「沈黙のwebマーケティング」に出会いました。
この記事では、そんなわたしがこの本を読んで分かった「沈黙のwebマーケティング」の概要について紹介します。
一つひとつの行動に対して理由が言えるようにする。
その理由を、深掘りしていきます。(ネタばれあります。ご注意ください。)
目次
一つひとつの行動に対して理由が言えるようにする。
webデザインの本質は、コンテンツファースト。
わたしたちは、日々インターネットを利用しています。人間は情報の87%を視覚から得ているので、サイトの見た目を重視すればユーザーにとって使いやすいサイトになると言えそうです。
ですがwebデザインは見た目を重視すればよいわけではなく、webデザインの本質を理解していなければ、ユーザーはwebサイトから離れてしまう可能性があります。では、ユーザーにとって使いやすいwebデザインとは、いったいどういったものなのでしょうか。

環境も大切になってきます。パソコンやスマートフォン・タブレットのうちあなたが運営するサイトのアクセスが多いのは、どの環境でしょうか。スマートフォンからのアクセスが増えているのであれば、小さい画面でも見やすいデザインを心がける必要があります。
どんな人があなたのサイトを多く利用するかも、あなたは考慮しなければいけません。内容が20代の女性をターゲットにしているにもかかわらず、シックでクールな雰囲気が漂うのであれば、お客さまが離れてしまう可能性が出てきます。

お客さまが集まるか集まらないか、どちらにしても必ず理由があります。あなたがサイトをでざいんするとき、常になぜそのように表現したのか理由を説明できるようにしておかなければなりません。
webライティングで、気持ちに訴えかける。

ユーザーにとって快適なデザインを整えることの大切さを理解していただけたでしょうか。ユーザーの環境に合わせたコンテンツファーストなデザインがwebデザインの本質です。
webマーケティングを行っていく上で次に大切なのは、セールスレターです。

次の7つを意識してセールスレターを書きましょう。
- お客さまの代名詞は、「あなた」と書く。
- 人はストーリーに慣れ親しんできている。ストーリーを使ってお客さまの心を動かす。
- 写真や動画をつかい、言葉で表現できないリアルを演出する。
- 弱みや失敗談など、デメリットを入れて信頼性をアップさせる。
- 口コミ、実績など客観的な情報を足し、信頼性をさらに高める。
- 「値段は高いが時間を節約できる。」といったお客さまにとって、新しい視点を提供する。
- セールスレターを1ページにまとめる。
その他にも、ページ全体のまとめとなる部分を書いたり、お客さまにとってストレスにならない文字装飾をする必要もあります。
お客さまの視点に立ち、気持ちに訴えかけるようにセールスレターを書いていけばよいのです。
コンテンツマーケティングで、感情を動かす。

あなたがコンテンツファーストなサイトを作成し、お客さまの気持ちに訴えるセールスレターが書けたとしても、お客さまが集まらなければ意味がありません。外部SEO対策をしたりSNSで集客したりして、お客さまを集める必要があります。
外部SEOで大切なことは次の5つです。
・質の高いサイトやソーシャルメディアから自然にリンクを張ってもらう。
・できるだけ関連性の高いジャンルのサイトからリンクを張ってもらう。
・ユーザーが「クリックしたくなる」リンクの張り方をしてもらう。
・各ページに集まったリンク効果を集約させるため、運営サイトのドメインはできるだけ1つに統一する。
・ペイドリンクなどの人工リンクに頼らない。(p.258)
セールスレターのページだけではなく、リンクを集めるためのコンテンツも必要になってきます。あなたが運営するサイトに関連するノウハウが書かれたページがあり、かつ紹介したくなるような内容であれば間違いありません。
SNSで集客するためには、コミュニケーションのきっかけとなるような内容が求められます。誰にとっても嬉しかったり楽しかったりするようなポジティブなコンテンツが理想です。
特に、食欲や性欲・睡眠欲といった社会的関心度の高いコンテンツやドラえもんのように誰でも知っている社会的認知度の高いコンテンツであると、SNSなどで話題になりやすいので、意識してコンテンツをつくるようにします。

著者「松尾茂起(まつお・しげき)」氏について
- 「ウェブライダー」代表
- 作曲家、ピアニスト
- 本質をとらえるプランニング

本の概要

本の概要
- タイトル :沈黙のwebマーケティング
- 著者 :松尾茂起(まつお・しげき)
- 作画 :上野高史(うえの・たかし)
- 出版社 :エムディエヌコーポレーション
- 初版 :2015年
- ページ数:496p
目次
EPISODE 01 夜明けのSEOペナルティ解除
EPISODE 02 偽りと本質のWebデザイン
EPISODE 03 Webライティングは二度輝く
EPISODE 04 逆襲のSWOT分析
EPISODE 05 コンテンツSEOの誘惑
EPISODE 06 コンテンツマーケティング攻防戦
EPISODE 07 真実のソーシャルメディア運用
EPISODE 08 G戦場のレンタルサーバー
EPISODE 09 さらばボーン! 沈黙の彼方に!
炎の中の真実 〜EPILOGUE〜
まとめ
本書から学べることは、「マーケティングの本質をとらえる」ことです。そのためには、
- webデザインの本質は、コンテンツファースト。
- webライティングで、気持ちに訴えかける。
- コンテンツマーケティングで、感情を動かす。
について理解する必要があります。
あなたも、この本を読んで、webマーケティングの基礎を知ることから始めませんか。